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掲載日:2025年12月3日

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講座の記録

講座名:世界農業遺産の三富さんとめ新田をあるく
開催日:2025年11月21日(金)
案内人:神田 順子 さん
講座の一コマ
講座の一コマ

江戸時代に開発された「三富新田」では、農家に短冊状の敷地を与え、屋敷林・畑・平地林(ヤマ)を配置した。平地林には、堆肥に適したクヌギ・コナラなどを植え、その落ち葉を堆肥として活用する伝統的な農業が今も営まれている。

この地域では、農産物を生産し、景観や生物多様性を育むシステムを継承していることなどが評価され、平成29年3月に日本農業遺産に、令和5年に世界農業遺産に認定された。その三富地域を歩いて巡り、上富小学校の屋上から伝統的な地割りを見て説明を受け、隣にある旧島田家住宅で農家の造りや農具などを見学した。

また、さつまいも農家の早川園では、堆肥づくりについて説明を受け、堆肥の熟成する段階を確認することができた。その後、早川さんの屋敷地から、畑、屋敷林まで通り抜け、広さを実感した。

晩秋の紅葉した木々や地域の景観を楽しみつつ歩き、関越自動車道サービスエリアのパサール三芳(外からも入ることができる)で解散、各自小休憩してバス停に向かった。皆さん、笑顔で帰途についた。

学びが多く、たのしいプチ旅でした。

報告 : ふ~みん 
本講座チラシ PDF 393KB)