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初掲載日:2012年12月24日
改訂掲載:2013年06月23日

お題

リコーダーと私

開催日 : 2012年9月16日
会 場 : 生活クラブ本部談話室
話し手 : 小嶋 友輝恵さん
(さいたま市音楽連盟会員、東京リーコーダー協会講師)

目次

1.はじめに

講座の模様

リコーダーにはバロックとかルネサンス時代の教会音楽が沢山あり、また手軽にポップスなど、幅広く楽しめる楽器だそうです。まずは1曲演奏していただきました。

軽い曲も演奏していただきました。小学校でも使っているリコーダーで、吹き方でとてもきれいな音がします。 今は身近な楽器となっていますが、1500年代から1700年代のヨーロッパで盛んに演奏されていたそうです。当時は木の柘植や象牙を使って作っていたそうです。

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2.リコーダーを始めたきっかけ

小嶋さんがリコーダーを始めたきっかけをお話ししていただきました。リコーダーが盛んな小学校だったそうです。リコーダーの奥深さなどはわからないまま、好きだったので家で吹いたりしていたのが、大学のサークルをきっかけにリコーダーを専門的に学びはじめたそうです。

音楽サークルがいろいろあるなかで、先輩たちが吹いているソプラノ、アルト、テナー、バスの4重奏を聞いて、すごいなと思ったそうです。その頃低音のリコーダーがあることも知らなかったとのこと。一人で吹くのもすてきですが、合わせるととても優しい音色で、和音がきれい、新鮮!と感じたようです。

サークルの雰囲気は、管弦楽団など比べると小規模でアットホーム。手軽にはじめられるかな、サークルをいくつか掛け持ちしたいな、そんな軽い気持ちで始めたとのことでした。

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3.リコーダーの楽しさ

楽しさの一番は、大きい楽器から小さい楽器まで種類が沢山あることだそうです。

ソプラノ、アルト、テナー、バス、とそれぞれ順番に吹いていただき、音色を味わってみました。テナーはソプラノと同じ指使いで演奏できるそうです。一番大きいバスからさらにグレート・バス、そしてコントラバスと大きくなっていきます。持ち運ぶだけでも大変で、背が高い方でないと持つことさえできないそうです。

今まではプラスティックの楽器でしたが、木の楽器も紹介していただきました。昔のヨーロッパで盛んに吹かれていた時の曲で、エイクというオランダの作曲家が作った、「ナイチンゲール」というのを吹いていただきました。ナイチンゲールとは動物だそうですが、曲を聴いてどんな動物か当ててみることにしました。

何の動物でしょう。そうです、鳥です。「笛の楽園」という曲集で、当時の流行歌、恋の歌などの中の1曲だそうです。

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4.その他のリコーダー

講座の模様 講座の模様 講座の模様

小さなリコーダーも紹介していただきました。ソプラニーノとよばれ、アルトの半分の長さです。指使いがアルトと同じで、1オクターブ高い音が出ます。

最後は非常にちっちゃい楽器で、クライネ・ソプラニーノというリコーダーです。小さいとか、かわいいとかいう意味だそうです。

合奏の中ではこういう小さい楽器は、キラキラとさせる時に使われたりします。

大きな楽器は、サックスなどと同じように首や肩からひもでつり下げて持つそうです。キーがついていて、指が届かないところは、キーを押して穴をふさぐようにして演奏するそうです。リコーダーは指で直接閉じるので、フィンガービブラートという、音を揺らしたり、曇らせたりして演奏できるそうです。(資料の説明。名称、歴史、種類、バロック、作曲家、古楽復興、現代)。

みんなでリーコーダを吹かせてもらったりして、楽しい時間を過ごしました。

(報告:大人の学校スタッフ 新藤麗子)

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