掲載日:2016年11月5日
お題今回の話し手は、生活クラブ組合員で、所沢市議会議員の末吉美帆子さん。
26年間チェルノブイリ支援を続けている「NPO法人 チェルノブイリ救援・中部」のスタディ・ツアー(2016年4月 チェルノブイリ原発事故30周年祈念式典に参列する)に参加した際のDVDをみせていただき、お話を伺いました。
映像では、
ウクライナ国内で最も被害者が多いジトーミル州。そのジトーミル市でチェルノブイリ原発事故追悼祈念式典に出席し、事故処理作業者などの犠牲者を悼みたくさんの人たちが参列している様子がありました。また、ジトーミル市の人々(障害者協会・消防士基金など)と交流の様子もありました。
移住地域に指定されたがそのまま残って暮らしているナロジチ地区のおひさま幼稚園では、着飾って歌を披露してくれた園児たちと交流。キエフ市で、原発から2キロほど離れたプリピャチ市から移住してきた人々との交流。廃墟と化したプリピャチ市の視察。
普段知ることができない原発事故後のウクライナの人々の、今なお続く哀しみと暮らしを栄光とお話から伺い知ることができ、目を開かれる思いでした。
また、最近の福島の放射能線量測定結果の資料から、現在の福島の問題を参加者で共有し、意見を交換しました。今後も継続的にそれぞれ各人ができることをやっていこうという話で終わりました。
【参考】
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