掲載日 : 2015年10月24日
講 座 名 | : | おとなの社会科見学ツアー 県議会と裁判所 | |
案内人 | : | 大人の学校スタッフ | |
開催日 | : | 2015年10月15日 (木) |
9時45分に県庁前に集合、まずさいたま地方裁判所に向かいました。
刑事事件の裁判で、交通事故を起こして女性にけがを負わせた男性が被告でした。検察側と弁護側のやりとり、裁判官と被告のやりとりなどが淡々と進んでいきます。最後に被告の意見陳述が延べられ、裁判官から判決の言い渡し日時が指定されて終了しました。まだ将来のある若い男性被告にどのような判決が下るのか、言い渡しの日にも出かけてみたいと思いました。
裁判所をでてお次は、道路をはさんで反対側にある埼玉県庁敷地内の議会棟へ向かいます。
今日は9月県議会の最終日、予定調和的な今日のような日は案の定傍聴する人もなく、カメラマン(報道ではない様子)の姿やインターネット中継の録画を行っている人くらい。
今回は聴覚障害のあるかたが参加者にいらしたので、手話通訳を事前に申し込んでいました。
2名の手話の方が待機していて、さっそく議員の行う委員会報告を交代で手話通訳をしてくれました。議会事務局に確認したところ、手話通訳のほかに要約筆記というものも申し込めるとのことがわかりました。今回の聴覚障害の方は生まれつきではなく途中で聴覚を失った方だったのでそのような場合は要約筆記のほうがよい、ということもわかりました。
さて、お昼はビルの谷間にあるオアシス的な割烹千代田さんにて、麦とろ定食と松花堂弁当を堪能しました。お天気もよく、さわやかな秋の社会科見学ツアーとなりました。
( 報告:いーはとーぶ )
( 本講座チラシ PDF 173KB)