掲載日 : 2016年5月5日
講 座 名 | : | 大人の平日クラブ 新緑の雑木林で生きものたちに出会う トトロの森の散策 | |
案内人 | : | 堀井 達夫 さん、菊一 敦子 さん (公益財団法人 トトロのふるさと基金 理事) | |
開催日 | : | 2016年4月26日 (火) |
新緑の美しい狭山丘陵を「トトロのふるさと基金」理事のお二人の案内で歩きました。
西武狭山線の西武球場前駅から15分ほど歩き、狭山丘陵の保全活動の象徴とも言えるトトロの森第1号地のところで、取得の経緯などについて説明を受け、市民活動の大切さや成果などを知りました。
ちょうど足元に絶滅危惧種のキンランが咲いていて、貴重な植物の生息地となっていることも目で見て実感できました。キンランの他にも、キランソウ、ジュウニヒトエ、ホトケノザ、ユウレイ草などたくさんの野の植物や、外来のもの、園芸種など教えていただきました。「覚えきれないわ〜」と言いつつメモをする方も多く、自然の知識をおみやげに持ち帰ったことでしょう。
春は花が咲いている木も多く、たくさんの木の名前を教えていただきました。鳥も渡りの頃だそうで、鳴き声をあちこちで聞くことができました。
散策の終点は、古民家を移築したクロスケの家です。とても落ち着く空間で、自由に家の中を見たり、敷地内の農作業所や蔵を見て歩いたり、トトログッズを楽しんだり、すぐ前のお茶屋さんでお茶をしたりと、ゆったり過ごして帰途につきました。
狭山丘陵の自然を満喫した心地よい1日となりました。
( 報告:よっし〜 )
( 本講座チラシ PDF 167KB)