生活クラブ所沢生活館で、季節に合わせた太巻き祭り寿司講座を年に1〜2回開催しています。回を重ねてきたのでリピーターの方も増え、初めての方もいっしょに調理台を囲み、太巻き寿司を作りました。

はじめに、講師の弘光さんが見本として1本巻きながら説明しました。流れるように巻き終わり、切った時には、「わぁー、きれい！」という声があがりました。

次は、いよいよ1人1本巻いていくことになり、いざ始めてみると、「あら？どうだったかしら？」というところが出てきて、あちこちで講師を呼ぶ声がしていました。必要な説明を受け落ち着いて次の段階に進んだり、仲間同士で確認するなどしていました。そして、全員無事に巻き終わり、包丁で切ってみると美しい「バラの花」が！

比較的失敗しにくいという「バラの花」ですが、いくつか大事なポイントがありました。

• 卵を巻くときはそっと軽めに巻いて、巻き終わったら少しギュッと締めておく。
• すし飯は、伸ばすのではなく軽くちらして置いていくような感じで広げる。
• 最後は、着物を着せるように、海苔を片方ずつ寄せていく。

みなさん美しい太巻き寿司に魅せられ、「今度はいつあるの？」とリクエストがあり、3月のひな祭りの前（2月）に「桃の花」を作ることにしました。毎回、切るまでのわくわく感と、切った時の感動がたのしみな講座です。

（報告：スタッフ　よっしー）

　講師プロフィール

志木支部組合員。太巻き寿司のおけいこに通い続けて 20 年。 形が見えるときの楽しさを伝えたい。

（ 本講座チラシ PDF 195KB）