掲載日 : 2017年3月29日
講 座 名 | : | 百年杉を知るためのセミナー 隠された日本の財産『百年杉』を暮らしに役立てるために | |
講師 | : | 加藤 政実 さん ( 百年杉の加藤木材 代表 ) | |
開催日 | : | 2017年3月16日 (木) |
講師の加藤さんは、百年杉を扱う木材屋さんの社長。百年杉に関する具体的なお話しの前に、まずは衣・食・住のなかで「住」で何を大切に考えるか、ということからスタートしました。
化学物質に囲まれた暮らしのなかで、脳の働きにとって重要と思われる良質な睡眠が妨げられ、からだのあちこちに不具合を生じているのではないかということを、様々な観点からお話しいただきました。そのような暮らしが当たり前になっている現代の暮らしに警鐘を鳴らすとともに、少しでも改善するための杉の効用へと話が進みます。
杉は学名をクリプトメリアジャポニカといい、その語意は「隠された日本の財産」です。杉のなかでも樹齢が80年〜100年を超えるくらいの遅成長の高樹齢の杉、そして香りが濃厚で赤味部の色の濃い精油分豊富な杉、さらに低温乾燥もしくは自然乾燥にて乾燥させた杉、を加藤さんは「百年杉」と称しています。実際に若い杉と百年杉の匂いを比べてみましたが、まったく別物という感じでした。
杉の効用を並べると、空気清浄の効果、加湿や除湿の効果、免疫力の向上、質の高い睡眠効果などが期待できるようですが、まずは身近なところから百年杉に触れてみようと、今回は加藤さんにいろんな杉グッズを持参いただきました。まずは小さなグッズを通して百年杉のよさに触れてみたいと思います。
(報告:スタッフ いーはとーぶ)
( 本講座チラシ PDF 165KB)