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掲載日 : 2017年4月15日

タイトル

講 座 名:大人の平日クラブ
見沼代用水の水はどこから? 利根大堰を見に行くツアー
案内人:赤松 英一 さん ( 見沼田んぼガイド歴 6年 )
開催日:2017年4月7日 (金)

講座の一コマ

さいたま市の東部に位置する見沼田んぼ。田んぼを挟むように流れる見沼代用水路は、いったいどこから来ているんでしょう?と言うわけで、行田市にある利根大堰(とねおおぜき)まで見に行ってきました。

ツアーの出発地の秩父線・武州荒木駅に降り立ったのは初めてという方ばかり。どんな所かとワクワクします。

菜の花や桜が満開に咲く道を用水路に沿って歩きながら、当時の土木技術のこと、東京の水不足解消に貢献したことなど時代背景のお話は興味深いのもでした。

昼食の後は、いよいよ利根大堰の施設見学です。屋上に上ると5本もある用水の取り入れ口が一望に見渡せ、ガイドさんの解説が良く理解できます。見沼代用水は田んぼを潤し、昭和42年に完成した武蔵水路は秋ヶ瀬取水堰、朝霞浄水場、大久保浄水場に届き東京と埼玉の水道水になると聞き、いつも使っている水はココから!と、感動しました。

平らな関東平野をずーっと流れてくる様を図解で見ていると、江戸時代に発達した舟運は、この利根川の水を利用したのだったか!と、頭の中で合点がいきました。一番端にある邑楽(おうら)用水は、利根川の下をくぐらせて対岸の群馬県の田んぼを潤していると聞き、驚きました。

自然観察室ではアユやサケの遡上をみる小窓に、なんと!コイが何匹も姿を見せました。初めて見ること聞くことばかりで、とてもおもしろかったです。

講座の一コマ 講座の一コマ

( 報告:にんたろう )

本講座チラシ PDF 202KB)