三輪神社にて

銀座のまち歩きツアーはおかげさまでいつも人気があります。今回は、銀座１丁目交番の横に立つ、「きやうはし」と書かれた京橋の親柱前に集合です。

さて銀座に神社があるなんてあまり聞いたことがありませんが、どこに神社があるのでしょう、神社巡りのスタートです。

歩き始めてすぐ、並木通りからちょっと入ったところにあったのが、幸稲荷神社（寿老人）、ビルの間の小さな神社です。銀座稲荷（弁財天）は越後屋ビルの屋上ですが、一般には非公開。次の宝童稲荷神社（福禄寿）は旧電通ビルの裏側にありました。

４番目の成功稲荷神社は資生堂本社ビル屋上にあり、商売繁盛、事業成功にご利益があるとのことですが、これも非公開。次は８丁目の八官神社。次の金春稲荷神社は新橋会館屋上にあり、普段は非公開ですが、８月の「能楽金春祭」の時のみ地上に下され参拝できるそう。新橋会館には現在も踊りの稽古場があり、芸者さんたちに芸能上達の神社として信仰されています。

その後も豊岩稲荷、三輪神社、あづま稲荷神社（恵比寿）、銀座出世地蔵尊（布袋尊）と三囲神社と廻ります。最後は松屋通りにある朝日稲荷神社（毘沙門天）。地上にあるのは拝殿で本殿はビルの屋上にあるとのこと、全員で屋上に上り本殿にしっかりお参りして銀座神社巡りは終了しました。

１丁目から８丁目まで、普通に歩いていたら絶対見過ごしてしまいそうな小さな神社ばかりでしたが、参拝の人も時折見かけました。今も地元銀座のひとたちに大切に守られている銀座の神社。ご利益がありそうですね。

（ 報告：くまちゃん ）

（ 本講座チラシ PDF 140KB）