今回、大人の学校では初の税金を学ぶ講座でした。

「税」というと難しいと思って敬遠しがちですが、講師のお二人とも自然体の話し方で聞きやすく、グラフを多く使っての視覚に訴える説明に、すんなりと話が耳に入ってきました。

「税金は "とられている" のではなく "払って" 国や地方にやらせている」という考え方や、「税金とは社会の会費（国税庁のHPの言葉）」などのお話に、思わず「なるほどねぇ」の声が上がりました。

『市民から見た所沢市の財政』

所沢の市民が作成した「市民から見た所沢市の財政」の例は身近な自治体の話だけに、より具体的で理解が深まったようです。

「経年的に財政の推移がわかる資料があるかどうか」また、その資料が「グラフ化されていて見やすいか」以上2点を自分の住んでいる自治体に確認して、もしなければ『作って下さい』と言いましょう！という話は、すぐに実践できますね。

「私たち市民、国民が、こう使ってほしいという要望を突き付けてゆくことで、社会を変えていけるのかな…と思えた」という参加者の声が印象深かったです。

（ 報告：はむたま ）

（ 本講座チラシ PDF 153KB）