掲載日 : 2018年2月19日
講 座 名 | : | 「空き家で街を元気に」学習会 超高齢化・不動産大量暴落時代 あなたの住宅・不動産はいつ処分・活用したらいいか? | |
講師 | : | 白井 和宏 さん | |
開催日 | : | 2018年2月3日(土) |
今「空き家」は、社会問題のひとつとしてさまざまなメディアで取り上げられています。
人口も出生率も右肩下がりなのに、なぜ新築住宅が増え続けるのか、今回お話を聞いてよくわかりました。そして15年後には3戸に1戸が空き家になるというデータや、空き家が増える原因の一つが「それでも家主(相続人)は困っていない」などは、新しい認識でした。
日本の各地で実践されている様々な空き家活用の紹介では、暗くなった気持ちが元気づけられました。参加の皆さんからも切実な質問が多く出されて、皆さんの関心の高さがひしひしと感じられました。
(報告:はむたま)
・やはり2019年くらいから不動産価格は下がるんだなということ。今後の活動のために資金に換えるか場所の活用を続けるか考えています。
・高齢化社会の福祉の現状になんとかならないのかと感じた。持ち家に住んでサポートを受けながら生活できるといいと思う。その際、サポートを受けるかわりに不動産を担保にするとかいいと思う。あるいは元気な間は各家で生活し、からだが不自由になったら地域のホームで皆で生活する等…ありがとうございました。
・まったなしの諸問題が山積の現状を伺うことができ、もっと真剣に考え行動していこうと思った。
・自分自身も抱えている問題で、たいへん参考になりました。2020年以降の不動産問題。
・思っていたより不動産状況は悪くなっている。空き家が増えていく(かなりのペースで)。厳しいアンバラスを感じた。
・老人問題がたいへんなんだとわかりました。
・日本の住宅の寿命が他の国より短いというのはなんとなしに知っていたが、こんなに違うと思っていなかった。また、家に対する文化がこんなに異なると初めて知った。
・住宅状況の変化の方向がよくつかめました。自分の認識が大事だと痛感し、学ぶ機会を得たことがよかったと思います。
・シビアな状況がよりわかった。
1957 年神奈川県横浜市生まれ。現在、市民セクター政策機構 専務理事。訳書に『遺伝子組み換え食品の真実』(白水社)、『緑の政治ガイドブック』(ちくま新書)、著書に『家族に伝える牛肉問題』(光文社)などがある。
( 本講座チラシ PDF 184KB)