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掲載日 : 2018年5月2日

タイトル

講 座 名:大人の平日クラブ
お江戸オノボリさんぽ 浅草を歩く
案内人:台東区観光ボランティアガイドの会 深川さん 遠藤さん
開催日:2018年4月16日 (月)

講座の一コマ

浅草と言えば浅草寺に仲見世。何度も行っているという方も多いところですが、今回は台東区の観光ボランティアガイドのお二人にご案内頂きました。

まず最初に向かったのは駒形橋のたもと。そこから観光客で溢れる浅草寺に戻り、雷門、仲見世のお話を聞き、その後浅草公会堂へ。公会堂入り口にあるスターの手形は300以上あり、知っているスター(この言い方も古いですが)の手形を見つけて盛り上がりました。

伝法院通りの両側に立っている地口(じぐち。江戸の駄洒落)の札はとても面白く、時間があれば一つ一つじっくり見たいもの。浅草神社、二天門の二つの建物は空襲による焼失を奇跡的に免れ、重要文化財になっています。本堂を出て右側には五重塔をはじめ影向堂、六角堂、石橋、薬師堂など由緒のある建物があり、戦時中には淡島堂の天水桶の中に観音様を入れ地中に埋めて戦火から守り抜いたとのこと。「空襲によって焼失し」という説明を何度も耳にして、浅草一帯の空襲の激しさと失われたものの大きさを実感。

つぎに向かった浅草六区にはロック座、浅草東洋館、浅草演芸ホールが今も営業しています。

昼食後は風が心地よい隅田川テラスに出て川沿いを少し上ったところにある待乳山聖天へ。浅草寺よりも歴史が古いという聖天は小高い丘の上にあり時代小説にもよく出てくるところ。本堂に入り、聖天の象徴でもある大根を奉納しお参りをして帰ろうとすると、お寺の方が外に置いてある大根をご自由に持って帰って下さいと声をかけてくださいました。聖天さまの大根のお土産も頂いて、とても楽しいまち歩きとなりました。

講座の一コマ 講座の一コマ 講座の一コマ

( 報告:くまちゃん )

本講座チラシ PDF 136KB)