掲載日 : 2018年4月23日
講 座 名 | : | プロが教える からだのツボ教室 | |
講師 | : | 橋本 八州穂 さん(鍼灸師) | |
開催日 | : | 2018年4月17日 (火) |
体の不調は、姿勢(普段の体の使い方)と呼吸(現代人は酸素不足)により知らないうちに毒素が体に畜(たま)ることで起こると考えられます。
姿勢を正すだけでも不調を治す助けになります。そのポーズは、背骨に親指を当てわき腹を鷲づかみにして「気を付け」の姿勢をとる。これで重心がまっすぐになり、胸が開き深く呼吸できるようになります。
その後、肩がこる、腰が痛い、膝が痛い等の不調がある参加者の方がモデルになり、ツボを探り当て手当てを実践していただきました。後ろ姿で肩、腰、背骨のバランスを講師が見立てると、痛い場所をかばうために体がねじれて姿勢が崩れたのだろうといことが理解できました。
痛いと訴えたところではない場所にツボを探り当て、そっと押さえて手当てすると痛みが取れるのを目の当たりにし、その不思議に驚きました。症状のある所に必ずしも震源地はないのです。悪いところをかばってねじれが起こり、別の場所に痛みが出たことが理解できました。今は特に不調を感じていない方も、普段から姿勢を正すことを意識することで体調を崩さない手助けになることがわかりました。
最後に体をリラックスさせるポーズを教えていただきました。椅子に座って腕を楽に下げた時に、手のひらを上に向けておきます。胸が開き前かがみの姿勢が正しくなり呼吸がしやすくなります。ぜひ習慣にしてくださいとのことでした。
次回は9月を予定しています。
(報告:スタッフ にんたろう)
( 本講座チラシ PDF 112KB)