掲載日 : 2018年12月8日
講 座 名 | : | 大人の平日クラブ 晩秋の雑木林で生き物たちと出会う トトロの森の散策ツアー | |
案内人 | : | 堀井 達夫 さん、菊一 敦子 さん (トトロのふるさと基金 理事) | |
開催日 | : | 2018年11月27日 (火) |
これまでは新緑の雑木林を歩くツアーでしたが、今回は晩秋のトトロの森周辺を散策しました。
ちょうど紅葉まっさかり。出会った鳥は少なめでしたが、季節によって変化する植物の姿を楽しむことができました。見慣れているはずの木も季節が変わると姿が違っていて、わからないこともありました。
大きなヒマラヤスギの松ぼっくりは高いところについていて雌雄別々であること、かつらの木の紅葉は甘い香りがすることなどを知りました。ほかにも、冬桜の可憐な花をみつけたり、ムラサキシキブの紫の実を食べてみたり(甘かった)、アオハダのうすいきみどり色の紅葉は、黄色や赤の紅葉と違って淡く透明感があること、柿渋をとる原料となるマメガキは、本当に小さくてかわいらしいことなど、たくさんの気づきがありました。
また、カラスウリやガマズミ、サルトリイバラ、南天、万両など赤い実をたくさん見ることができました。赤い実は、おいしくないので最後まで残っているのだそうです。赤色はきれいで目立つので、鳥たちが遠くからみつけて食べにきそうなのに意外でした。
あれこれ晩秋のさまざまな植物の姿に目をとめて、時間を忘れてしまう楽しい散策の時間となりました。
( 報告:よっし〜 )
( 本講座チラシ PDF 263KB)