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掲載日 : 2019年2月19日

タイトル

講 座 名:老後について考える学習会
「幸せな老後を迎えるために必要なこと」
講師:白井 和宏 さん
開催日:2019年2月8日(金)

講座の一コマ

高齢社会となった現代、いかにして老後を過ごすかが大きな関心事となっています。

講師は大人の学校の社会運動学習会でおなじみの、冊子『社会運動』編集長の白井和宏さん。まず開口一番、「今日は何もいい話はありませんから!」で学習会はスタートしました。

これから迎える超高齢社会では、

  1. 長寿のためお金が底をついてしまう
  2. 崩壊状態の介護保険制度は頼りにならない
  3. 一人暮らしになる
  4. 認知症になる
という現実が待っているとのこと。4重苦、はたまた四面楚歌とでもいいましょうか。いまの時代はその序章に過ぎないのですね。

今回の学習会には、20人ほどの参加がありました。多くの方々が、自身の老後やいまの日本社会のありかたに大きな不安をいだいています。このまま悪夢のような超高齢社会のなりゆきを見守っていくのか、はたまた何かすこしでも変えていく方策はあるのか。

白井さんのお話にも少し出てきましたが、病院のいうことを黙ってきいているのではなく、理不尽なことには声をあげてみる。そうしたことも世の中の変な仕組みを変えていく一歩なのかな、と思いました。

(報告:いーはとーぶ)

pin 講師プロフィール

1957 年神奈川県横浜市生まれ。現在、市民セクター政策機構 専務理事。訳書に『遺伝子組み換え食品の真実』(白水社)、『緑の政治ガイドブック』(ちくま新書)、著書に『家族に伝える牛肉問題』(光文社)などがある。

本講座チラシ PDF 227KB)