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掲載日 : 2019年4月2日

タイトル

講 座 名:相続法の改正ポイントを学ぶ
〜遺言書は愛する家族を守る〜
講師:松島 明子 さん
( 行政書士、女性のための相続相談室、志木支部組合員 )
開催日:2019年3月20日 (水)

講座の一コマ

2018年7月、約40年ぶりに、相続法が改正されました。講座では成年後見制度の学習などでもお世話になっている行政書士の松島さんから、今回の相続法の改正で何がどう変わるのか、専門家の立場から詳しく説明して頂だきました。

相続については、法律や手続きなどが難しくて、どこから始めていいか皆さんが戸惑うところですが、相続人とは誰かという入り口から、争族の実情と遺言書のメリット、現行制度の遺産分割の仕方と改正相続法による配偶者の保護等々について詳しく説明してもらいました。

参加者からは、自分の場合どうなるのかという視点から、様々な質問がありました。

自筆遺言書の書き方の説明の後、いよいよ実際に遺言書を書いてみることになりましたが…。実際に白い紙を前にすると一行も書けないまま時間が過ぎるというのがほとんどの皆さんの実感だったようです。

最後に遺言書のポイントとして、「付言事項」(遺族に伝える最後の言葉)を入れるということを教えていただきました。遺言書の中に、自分の「想い」を伝える言葉をきちんと書いておくと、残された遺族も遺言書の内容を納得することが多いとのこと。

遺言書の作成は一人一人事情が異なり、とても時間がかかる作業です。元気なうちにぜひ作成しておきたいものです。悩んだ時は、専門家に相談してみるのもいいですね。

(報告:スタッフ くまちゃん)

本講座チラシ PDF 150KB)