掲載日 : 2019年5月20日
講 座 名 | : | 大人の平日クラブ 新緑の玉川上水沿いを歩く | |
案内人 | : | ボランティアガイド | |
開催日 | : | 2019年5月10日 (金) |
初夏のような陽気のなか、東大和市駅近くの東京都薬用植物園を見学し、玉川上水沿いを歩きました。薬用植物園では、ボランティアガイドの方に案内していただいて、たくさんのお話をうかがうことができました。園内では、毒や薬になるもの、染料、スパイスなど生活に役立つさまざまな植物を、エリアを分けて栽培しています。その種類の多さに驚きました。
ロックガーデンでは、中心に置かれた黒い大きな岩は富士山の噴火でできたもので、周りの野草たちと小さな世界をつくり出していました。ちょうど花が咲いている時期で、可憐な花々が魅力的でした。
全国的にも珍しいのはケシの栽培です。麻薬をとるケシ、普通のケシの見分け方も教わり、ちょうど満開のケシの花を見ることができました。毒のケシは、この時期は金網の中で(柵越しですが)見ることができ、ラッキーでした。
薬用植物園見学後は玉川上水に向かい、上水沿いにある小平オープンガーデンのひとつ、森田さんのおうちに立ち寄り見学させていただきました。広々として、庭一面にさまざまなお花がいっぱいでした。鳥たちが種を運んできてこうなったのよ、とおっしゃっていました。
その後、玉川上水沿いの土の道を40分ほど歩きました。玉川上水は、江戸市中への給水を目的として掘られた43kmの水路で、現在は、上流部は玉川からの原水、中流部は下水の高度処理水が流れ、下流部は排水路区間で暗渠となっています。今回は、中流部の小平監視所近くの放流口や、木々に囲まれた素掘りの玉川上水の風景を見ることができました。
散策をたのしみながら玉川上水駅に到着、駅近くのイタリアンレストランに向かいました。レストランでは、今日届いた有機野菜のお料理をいただきながら、食べ物やツアーの話で盛り上がり、楽しい時間となりました。
( 報告:よっし〜 )
( 本講座チラシ PDF 332KB)