掲載日 : 2019年10月12日
講 座 名 | : | 人生100年! 住み慣れた家で最期まで生活するために今できること | |
講師 | : | 鈴木 進 さん ( NPO法人 木の家だいすき代表理事) | |
開催日 | : | 2019年9月13日(金) |
「NPO法人 木の家だいすき」は、日本の木を使った家や施設の普及に取り組むことで、森林保全やまちづくりに貢献する目的で設立されたNPO法人です。今回は代表理事の鈴木さんに、今住んでいる家で健康で快適に暮らすためにはどのような工夫ができるかなど、主にハード面のお話を伺いました。
人生100年と言われる現代、私たち世代にとって健康寿命を延ばすことや夫婦二人暮らし・一人暮らしの期間を充実させることはとても大切。入浴時や夜間のトイレの時などの温度差によるヒートショックが原因の脳血管疾患や、居室・台所などでの骨折・転倒で介護が必要になることもある。細菌やウイルスによる肺炎、熱中症の発症も室内の気温と湿度に密接に関係している。
等々のお話がありました。家は私たちの健康に深く関わっているんですね。
二重窓の効果や、年一回の外回りのチェックなど具体的な対策を教えていただいたあと、ワークショップにうつり参加者一人一人の工夫や体験談で盛り上がりました。
老後の生活支援というソフトについては、ハード(建物・施設)を創る過程でソフトとしてのネットワークができていく、ものを作ること自体がネットワーク作りと一体化することがあるという、ものづくりをされている講師ならではのお話がありました。
(報告:くまちゃん)
( 本講座チラシ PDF 379KB)