掲載日 : 2019年12月13日
講座名 | : | 大人の平日クラブ お江戸オノボリさんぽ 浅草を歩く | |
案内人 | : | 台東区観光ボランティアガイド 西山さん 大塚さん | |
開催日 | : | 2019年12月3日 (火) |
浅草と言えば雷門が浮かびますが、道路を挟んだ反対側にある浅草文化観光センターは、まだあまり知られていない施設かもしれません。隈研吾氏の設計で2012年に完成したもので、8階にある展望スペースに上ると仲見世と浅草寺、浅草の街並みが足元にジオラマのように広がっています。
今回のまち歩きは、その展望台からスタート。
地上に下りた後は駒形堂、雷門と歩き、仲見世では帽子屋さん、鬘(かつら)屋さん、傘屋さんなど浅草の職人さんたちの店を覗きました。傘屋さんでは店主の話を伺うことができ、今も浅草が職人のまちとして機能していることが分りました。
続いて宝蔵門、五重塔から本堂へ。本堂では畳敷きの内陣に入って、観音様が収められている御宮殿にお参りさせてもらいました。内陣は外の喧騒がうそのように静かで、何か懐かしいような不思議な空間でした。本堂の隣にある浅草神社は空襲による火災を免れ、創建以来350年の今も当時の面影を残しているとのこと。他の建築物はどうなのか、まだまだ解説してもらいたかったのですが、ここでまち歩き終了の時間となってしまいました。
8階から見下ろした街並には、半日では回り切れない歴史と奥深さがあって、興味の尽きないまち歩きでした。
( 報告:くまちゃん )
( 本講座チラシ PDF 110KB)