掲載日:2021年10月1日
講座の記録
講座名 | : | 健康に暮らせる住まいづくり 【全4回】 ~住み慣れた家で、安心して生活するために今できること~ 第2回 自然素材の木の家はなぜ健康にいいのか ~ 知っておきたい実験結果からわかること ~ | |
講師 | : | 清水 邦義 さん (九州大学准教授) | |
開催日 | : | 2021年9月15日 (水) |
木の家だいすきの会との共催、連続講座の第2回です。
「自然素材を使った住宅は住み心地が良さそう」という漠然とした想いは皆さんお持ちではないですか?自然素材の部屋と、人工的な素材の部屋を実際に建てて、そこで過ごす人間がそれぞれの素材からどのような影響を受けるのかを10年にわたり研究されてきたというお話は、様々なデータに裏打ちされた内容で、今まで漠然と考えられていた事を科学的に裏打ちするものでした。
特に杉など天然の建築素材が私たちの健康に及ぼす良い影響が、身体面だけでなく精神面にも作用する事や、CO2の固定化=カーボンニュートラルという発想から「CO2を取り込んだ木材を使って家を建てることが地球温暖化の阻止につながる」という事はまさに目からうろこでした。
報告 : 雫石
( 本講座チラシ PDF 316KB)