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掲載日:2023年8月12日

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講座の記録

講座名:住まいのセミナー 4回連続講座オンライン開催
テーマ 「健康」と「断熱」にこだわったリフォームで老後も快適~ 住まいに関する不安や疑問を解消! ~
第二回  夏は涼しく、冬はあたたかな住まいで健康に暮らす ~ 元気で、長生きするためのリフォームとは?
 
講 師: 木の家だいすきの会メンバー 中嶋浩平さん、中村展子さん、工藤夕佳さん
開催日:2023年7月25日 (火)

今年の住まいの講座は―「健康」「断熱」にこだわったリフォームで老後も快適 ―をテーマにしています。今回は、実際にどのようなリフォームをしたら、夏涼しく冬あたたかな住まいになるのか、3人の講師の方々に教えていただきました。

はじめに中嶋さんから、「断熱」「日射遮蔽」「自然風利用」「昼光利用」「日射熱利用」の5つの項目に留意することによって、質の高い室内環境をつくることができ、省エネルギーにもなるパッシブデザインという考え方について講義していただきました。夏と冬に、それぞれの項目についてどのように対処したら快適な室内環境を得られるか、写真や図表で分かりやすい説明があり、自分の家で実行できることがたくさんあることが分かりました。日当たりや風の吹き方などは、それぞれの家で異なっているので、自分で自分の家の敷地の自然環境を把握し、それに合わせて工夫することも必要とのことでした。

中村さんと工藤さんからは、お二人が実際に手掛けたリフォームの事例を詳しく説明していただきました。二例とも、最初に住む方の希望やこだわりをよく聞きとってから施工を開始されています。断熱性を高めるために、壁や屋根、床下の断熱材の補強、内窓の設置などがなされた結果、リフォーム後には冬の室内温度が外気温に大きく左右されることがなくなり、わずかな暖房で室内温度が安定し、床も暖かく、以前には想像できなかった快適な室内環境が実現されていました。

工藤さんが紹介されたのは、大がかりな工事ではなく、住みながらでもできる工事によって住み心地の変化が実感できた事例で、これからリフォームを考えている方たちには大変参考になったのはないでしょうか。また、各自治体や、様々な団体からの補助金が使える場合があり、工藤さんの事例では13万円近い補助金が支給されています。リフォームを考えている方はぜひ利用したいですね。

報告 : くまちゃん
本講座チラシ )