講座の記録

「シニアの住まい　今からできること」をテーマの3回シリーズ、１回目の開催だった。

住宅の断熱化は地球温暖化もあり、国や地方自治体も補助金などを活用して浸透させたい施策になっている。

住宅の断熱化が健康に影響することが、９年間の国や専門家の調査でわかってきていて、本講座の辻先生も全国調査の委員会メンバーだったこともあり、得られた結果からも健康を守るための断熱住宅の推進を提唱されていた。

写真：「カミノハウス」サイトより引用

ご自分の住まいとして古民家をリフォームされた「カミノハウス」の事例は、徹底したエコハウスで興味深い報告だった。20坪程の面積で無駄なものは省き、自然素材を追求した材料でリフォームされ、太陽熱温水器や薪ストーブなどエネルギー削減も徹底されていた。

冬の寒さは床・窓・壁対策、夏の暑さは屋根対策が優先順位とのこと。冬は網戸を外したり、網戸の細かなゴミを取り除くことで温かさを確保する日射が増すことなどの説明もあった。

講座終了後は参加者本人の自宅に関する質問（冬の寒さ、夏の暑さに対する質問）が多く、関心の高さが感じられた。

報告 ：こっこ
（ 本講座チラシ ）