掲載日:2024年12月7日
講座の記録
講座名 | : | クルドのお菓子で茶話会 ~クルドの食卓からみえること~ | |
講 師 | : | ヤセミン さん(在日クルド人ママ) 中島 直美 さん (川口市在住、『クルドの食卓』著者) | |
開催日 | : | 2024年10月31日 (木) |
「クルドの食卓から見えること」2回目の今回は、「クルドのお菓子で茶話会」と題して開催しました。クルドのポピュラーな焼き菓子「トゥズル」を、前回に引き続きクルド人のヤセミンさんと「クルドの食卓」の著者の中島直美さんに教えていただきました。
まずは中島さんがたくさん持ってこられたクルドのスカーフの中から、お気に入りのスカーフを選んで頭に巻いてもらうことからスタートしました。スカーフは一枚一枚手編みのレースで縁どられ、模様や色彩もさまざまで、どれにしようか迷います。
「トゥズル」は砂糖をほとんど使わず、バター、油、小麦粉、そしてトッピングにゴマを使い、サクサクとした食感でいくらでも食べられそうな焼き菓子です。人が集まる時に、いつでも作るとのこと。
焼きあがった後は、「トゥズル」とお茶をいただきながらヤセミンさんを囲み、トルコで、日本で、ヤスミンさんが経験してきたこと、現在の生活などについて伺いました。日本での子育ての話は共感することが多く、子育ての苦労は世界共通なんだなぁと、クルドの方たちがとても身近に感じられたひと時でした。
このところクルド人についてメディアやネットで取り上げられる機会が増えましたが、中には誤解や偏った情報が多くあるように思います。これからも同じ地域に暮らす隣人として、お互いを知ることができるような機会を持てたらと思いました。
報告 : あかばね
( 本講座チラシ PDF 285KB)