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掲載日:2024年11月30日

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講座の記録

講座名:生活クラブカッレジ2024 【全6回】
ハイブリット講演会(生活クラブ埼玉本部 & オンライン)

第6回(最終回) 長生きしてもだいじょうぶ??
~介護保険はなぜ使いづらいのか?~
講師:小竹 雅子 さん(市民福祉情報オフィスハスカップ主宰)
開催日:2024年11月23日 (土)


小竹さんの著書

11月23日(土・祝日)13:30~、生活クラブ本部とオンラインで開催。オンライン40名ほど、会場にも15人ほどの参加がありました。「長生きしてもだいじょうぶ??」というタイトルで、小竹雅子さんに、介護保険についてお話を伺いました。

小竹さんは、現在まで介護保険制度の電話相談の実施や社会保障審議会の傍聴などを行い、介護保険制度について広く市民に情報を提供してこられました。そんな小竹さんは、これ以上介護保険の後退を許してはいけない、はじめにめざしたように利用したい人の役に立つものでなければならない、そのためには、市民が意見を言うことが大切だといいます。

前提となるのは、市民が介護保険の当事者意識を持ち、学び、理解すること、そして関心を持ち続けること!まずは、市役所に行って、介護保険制度の冊子をもらってきて、よく見ることから始めよう。自分のこととして読んでみると、いろいろなことが見えてくるはず。特に、施設は種類も数もとてもたくさん増えている。介護保険制度のサービスについて、自分に使えるサービスなのかどうか、よく調べてみよう。

介護保険導入時にめざしていた「介護の社会化」を守り、使える介護保険を維持するために、介護保険の縮小、後退に関しては、市民がもっと声を上げて怒らないと、ますます使えない介護保険になっていく。みんなで広く学び、使いやすい介護保険にしていくため、声を出し、行動していくことが必要だと痛感しました。

報告 :ふみー
本講座チラシ