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掲載日:2025年1月28日

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講座の記録

講座名:中山道 浦和宿 まち歩き
開催日:2025年1月17日(金)
案内人:浦和ガイド会
講座の一コマ

新しい年が明けて最初のまち歩きは中山道浦和宿。北風が少し強かったものの晴天に恵まれ、浦和駅を定刻より少し早目に出発しました。

「鎌倉文士に浦和画家」と言われるように、関東大震災をきっかけに多くの芸術家が旧浦和市に移住してきたとのこと。そのうちの一人髙田誠のモザイク壁画を後ろに中山道に出ます。中山道沿いに明治創業の須原屋書店、パインズホテルを過ぎて浦和本陣跡に到着。参勤交代では加賀の前田家が宿泊し、後年は明治天皇の行在所となった記念の石碑があります。

ここまでの道中2軒の鰻屋がありましたが、鰻は浦和の名物。中山道を行く旅人に沼地でとれる鰻を提供したのが始まりとのこと。中山道から一本入った玉蔵院の境内には、梅に小さい蕾がたくさんついています。樹齢100年といわれる枝垂れ桜もありました。

中山道に戻りしばらく行くと1867年創業の表具店や1891年建築の青山茶舗があり、青山茶舗は喫茶室、ギャラリーとして現役で使われています。その先にあるのが4年前にオープンした生活クラブのお店「デポー浦和」。参加者の中には初めてデポーに来た方もいて、店内をくまなく回り買い物を楽しみました。デポーのお向かいの調神社は927年完成の延喜式神名帳にも記載の古社。境内には兎の像が各所にあり、手水舎ではうさぎの口から水が出てきます。

白壁に囲まれた創立150年の高砂小学校と隣のタワーマンション横を通り終点の浦和駅に到着。石器時代から現在まで、移り変わる浦和の歴史を辿った2時間半のまち歩きでした。

報告 : くまちゃん 
本講座チラシ PDF 449KB)