大人の学校企画の中でも人気の講座を、今回初めて担当しました。

講師の小幡さんは穏やかな語り口で、講座は終始ゆったりとした雰囲気でした。お話の内容は化学的・専門的なお話を交えながらも、とても丁寧でわかりやすかったです。

乾燥したハコベをオリーブオイルに漬けてエキスを抽出させ、その油に苛性ソーダを入れて反応させることで、せっけんができます。実際に作業してみると、思ったより固まってくるのに時間がかかりました。でも、途中でハコベのドライリーフやアロマオイルを入れるので、初心者には遅い方がよいそうです。せっけんを流し入れる型に使った、中華のテイクアウト用ランチバッグ（アメリカ映画でよく見かける）が、おしゃれでかわいかったです。

ハコベのクリームはもっと簡単な作り方で、せっけんと同じハコベのオイルとミツロウを煮溶かして混ぜ合わせ、容器に流し入れて固まれば出来上がり。

ハコベはありふれた雑草と思っていましたが、アメリカでは薬草として広く親しまれているそうです。

報告 ： はむたま

講師プロフィール

1996 年から石けん作りを始め、現在は手作りの石けん・自然化粧品・入浴剤などのワークショップを行ったり、雑誌などのメディアにレシピを提供したり、執筆をしたり。ボストン、ニューヨークと 16 年の米国滞在を終え、2012年に帰国。千葉在住。
http://taosoaplog.blogspot.jp/

（ 本講座チラシ PDF 25KB）