師走に入ったばかりの第一土曜日に、お正月にぜひ作りたいおせち料理の講座を開催しました。

メニューは、鮭の昆布巻き、根菜なます、ふくさすし、白味噌雑煮の４つでした。講師は生活クラブ食育サポーターの立石佳子さん、お正月に限らず普段でもよく作っているというオススメのお料理を教えていただきました。

レシピの説明のあと、具体的な作り方を目で確認し、いよいよ各グループで調理が始まりました。みなさん、昆布巻きはたいへんというイメージがあったようですが、巻き終わるまでは、意外に時間もかからず簡単に作ることができ、あとは、火にかけて煮上がるのを待てばOK。立石さん曰く、「とても薄味なので、ぱくぱく食べられちゃいます」との言葉通り、昆布の味がよくわかるおいしさでした。お正月前にささっと作って常備しておくといいですね。スタッフのわたしも、翌日、教わったように昆布巻き作りをしてみました。おいしくできて、ますます昆布のファンになりました。

根菜なますは、レンコン・椎茸・白滝を煮て、大根と人参と一緒にごま酢であえました。しっかりと味がついているので日持ちも良く、作りおきをしておくと重宝しそうです。

ふくさすしは、具がいろいろ入って、卵の黄色もキレイでテーブルが明るくなりました。白味噌のお雑煮も、厚削り節のだしがきいて、まったりとしていてとてもおいしかったです。なかなか白味噌を上手に使えないという声もありましたが、これをきっかけに白味噌料理の幅が広がるかもしれません。

参加されたみなさんのお正月の食卓が、これまで以上に手作り感あふれバラエティ豊かな風景になることを願っています。

（報告：スタッフ　よっしー）

講師プロフィール

生活クラブ生協の食育サポーター、 NPO 食育インストラクター１級 、
一般社団法人 全国料理学校協会認定 教師