掲載日 : 2018年6月11日
講 座 名 | : | 自らを知ることから始めるコミュニケーション | |
講師 | : | 井戸 瑞枝 さん | |
開催日 | : | 2018年6月5日(火) |
講座の始めに、それぞれ参加したきっかけを話し、お互いを知るところからゆるやかにスタートしました。次に講師の井戸さんより、今回の講座で学ぶ内容についてレジュメに添って説明があり、分からない言葉や、気になる言葉などを確認していきました。
言葉は感情を表現する道具であり、言葉と感情は一致させられるとよい(率直に感じている事だけを相手に伝える、おまけはいらない)こと、事実を物事として見る事を学びました。
なるほど!どんな時でも、自分の感情を率直に淡々と伝える事ができれば、お互いのよりよい関係作りにつながりそうです。自分がほどけると相手もほどけてくるという点も納得!でした。
また、コミュニケーションは自分を知ることから始まり、他者との関係性の中で自己を確立していくことが重要とのこと。まず自分がどういう人間なのかを知るための17項目について自己チェックを行いました。
自己分析をする過程では、自らの心に向き合い、自分がどのような問題を感じているのか、それについてどうしたいのかをみつめました。その後、それぞれの思いを話してみると、同じような思いを抱えていたり、さまざまな体験をしていたり、また、少しだけ前に進もうとしていたりなど、お互いに共感しつつ耳を傾けました。講師の井戸さんからは、たくさんのアドバイスがあり、これからの生きる姿勢を考える機会となりました。
コミュニケーションは、自らを知り、自己を確立して堂々と生きる事によって豊かなものになります。自分の心を率直に表現し、いつも笑顔でいられるよう心がけるとしましょう。
(報告:よっしー)
所沢市高齢者大学で傾聴講座の講師を 20 年務める。卒業生と共に「NPO 法人 所沢市思い出語りの会」を設立。社会教育主事。
( 本講座チラシ PDF 124KB)