掲載日 : 2018年11月24日
講 座 名 | : | 農家のお母さんが教える みそ作り教室 | |
講師 | : | 守屋 勝代 さん(さいたま市見沼区在住。地域でみそ作りを指導) | |
開催日 | : | 2018年11月15日(木) |
畑で採れた大豆から、毎日のお料理に使うお味噌ができる"おもしろさ"を体験し、自分のうちでも作ってほしいと思ってこの講座を企画しました。
大豆1kgに、同量の麹と半量の塩で4kgの仕込み味噌を作ることができます。
大豆は、落ち葉たい肥農法にこだわる生活クラブの協同村「三冨(さんとめ)」のもの。麹は、講師の守屋さんの田んぼで収穫されたコメを使って手作りしたものを用意しました。
手も容器もすべて焼酎をスプレーして念入りに消毒することから始めます。大豆を圧力なべで軟らかく煮てからよくつぶして(少し冷めてから)、麹と塩を混ぜ込みます。煮汁を足して柔らかさを調節してソフトボール大の団子にまとめます。それを、容器に(空気が抜けるように強く)投げ入れ、よく押してていねいに詰めます。上部に塩を振ったら完成です。あとは、新聞などで包んで冷暗所に半年寝かせれば、みそ汁などに使うことができます。
ね、簡単でしょ?
守屋さんから「見沼田んぼは都会近くに残る大きな農村地帯よ」とお話を伺い、手土産に持ってこられた煮物や果物のおいしさに感激してにぎやかでした。食事の時には、「この大豆は国産で貴重なものなのです」と、遺伝子組み換えのお話しもしました。地元のものを食べることで確かなものを作り続けてもらい、手に入れることができるのですね。
当日はテレ玉(テレビ埼玉)が取材に訪れ、講座に華やぎを添えてくれました。
(報告:スタッフ にんたろう)
( 本講座チラシ PDF 259KB)